学部や学年を超えた様々な人との出会いが 多様な価値観や考え方を学ぶきっかけに
蔵本キャンパス
医学部 医学科 3年
北村 美風(きたむら みかぜ)さん
2024年10月26日、27日の2日間にわたり、徳島大学蔵本キャンパスで開催された『第40回蔵本祭』。「巻き起こせ蔵本旋風」をテーマに軽音ライブやダンスパフォーマンス、豪華景品をかけた仁義なきじゃんけん大会やビンゴ大会、模擬店や無料の歯科検診や解剖学や病理学を学べる展示など多彩な企画で盛り上がりました!この蔵本祭の実行委員を務めた北村さんに学祭を振り返った感想を伺いました。
(とくtalk2025年春号掲載/取材2025年2月)
2024年の蔵本祭実行委員をされていたと聞きました。
北村さん はい。会計を担当しました。中高生の頃は実行委員などをするタイプではなかったんですけど、大学で部活動などもしてなかったので、「こういう挑戦もありかな?」と思って、やってみました。
会計を担当された感想を聞かせてください。
北村さん 各学部からの援助金など扱う金額も大きく、お金の管理は責任が重かったです。本部は実行委員長と副実行委員長と私を含めた会計2人の、4人でやっていました。よりよい学祭にするにはどうしたらいいか、その4人でよく話し合っていました。
本部メンバーだったんですね。
北村さん そうですね。本部以外にもいろんな部局があって、例えば芸能の部局だったり、模擬店の部局だったり???。そこの委員長たちとも会議を重ねながら準備しました。
準備はいつ頃から始めるんですか?
北村さん 4月に初めて全体で集まる機会があって、そこから始まりました。
2024年度の蔵本祭の特長を教えてください。
北村さん ここ数年間の蔵本祭の芸能ライブはお笑い芸人を呼んでいたのですが、「アーティストライブをしよう!」ということになって。
2024年度は「オレンジスパイニクラブ」が来てくれたんですよね?
北村さん はい。アーティストを呼ぶにあたって音響や照明などの設備や出演料など、様々な経費がかかるのですが、そのやりくりやお金の管理が結構大変でした。
北村さんもアーティストの選考に関わったんですか?
北村さん 主に芸能部局のメンバーが選考を行ってくれました。本部と各部局長も話し合いに参加することもありました。ここ最近、お笑いライブをしていたところを、アーティストさんを呼ぶという、違うことをしたことは私達にとって大きな挑戦でした。
学祭を振り返ってみてどうでしたか?
北村さん 私は部活にも入ってなかったということもあって、他の学部の人や他の学年の人との関わりが本当になかったんですけど、学祭の実行委員に入って、学年や学部関係なく、みんなで同じ目標に向かって頑張るという経験をして、すごくいい出会いがあったと感じました。
遅くまで準備されたりもしたんですか?
北村さん 実行委員のメンバーには部活もやっている人もいるんで、みんなが集まるとなると部活後になることもあり、話し合いや準備が夜になることはありました。
コロナ禍で学祭が中止になった年もありましたから、開催できて良かったですね。
北村さん そうですね。学祭はできるけど模擬店に制約があった年もあったので。そうした制約もなく開催できて良かったです。コロナの前はどうしていたのかわからないんですけど、今年度(2024年度)は模擬店の配置もガラッと変えました。すだちホールの前に模擬店が並ぶようにして、ステージを医学基礎A棟の前に設置したら、それがすごい反響がよくて。みんなから「あの場所、めっちゃよかったよ!」って言われて、嬉しかったです。
なぜ配置を変えようという話になったんですか?
北村さん 去年度(2023年度)はステージが学食の向こう側の体育館の方にあって、模擬店からステージが見えにくいっていう声があり、そこを改善したいという話が出ていて。模擬店をすだちホールの前に並べ、ステージを医学基礎A棟の端に置くことで模擬店からでもステージの様子が見えるようにしました。
すごく盛り上がったんじゃないですか?
北村さん ダンスとか軽音とかのステージイベントもお客さんがあふれるくらい、ステージは盛り上がりました。良かった点は次年度の実行委員に引き継いで、改善点もちゃんと伝えて、今後もより良くしていってくれたらなって思います。
学祭実行委員に入りたいという人はどうしたらいいですか?
北村さん 実行委員は3年生が中心でやるんですけど、2月~3月でも興味があったら、声をかけてもらえれば入れます。新入生は4月の新歓で入ってくれる人が多いですね。
https://www.instagram.com/kurasai_2024/
学部のお話もお伺いしたいんですが、医学部の3年ということで、今はどんなことをされているのでしょうか?
北村さん 4月から10月は松井尚子先生の研究室に所属していました。12月から臨床医学の勉強が始まりました。臨床医学が始まって「医者になるんだ」という意識がより強くなって、勉強のモチベーションも高くなりましたね
※脳神経内科HP
https://www.tokushima-hosp.jp/department/circulatory.html?rank_code=unit&belong_code=6
なぜ脳神経内科を選ばれたのですか?
北村さん 研究室に友達がいたのがきっかけです。徳島大学では1年生の頃から研究室で勉強できる「Student Lab*」というシステムがあって、そこで早くから研究している友達がいて。研究熱心な様子に感化されて入りました。
*Student Lab???Student Labとは徳島大学医学部学生専用のバーチャル基礎医学実験室のこと。医学科3年次に10ヵ月にわたり行われる医学研究実習の際、Student Labに所属し、希望する研究室に派遣される。希望者は1年次よりStudent Labに所属し、医学研究に携わることができる。
どんな研究をされたんですか?
北村さん 「重症筋無力症」の治療方針についての研究をしました。
将来、脳神経系へ進まれるんでしょうか?
北村さん まだ決めていません。これからの臨床医学の勉強や5、6年の病院実習、さらには卒後の研修期間とまだまだたくさんの分野を知る機会があるので視野を広げて考えていきたいと思っています。
最後に新入生へのメッセージをお願いします。
北村さん 私はこれまで実行委員とか前に出るような活動をしてこなかったんですが、思い切ってやってみたら、いろんな出会いもあり、様々な体験ができました。学祭を無事に終えたときの達成感も格別で、今までにない感動がありました。実行委員の活動を通して、いろんな学部や学年の人と関わって、たくさんの人と話ができたのはすごくいいなって思いましたね。 同じ学部だと、なんとなく考え方も似ていたり、同じような系統の友達が多くなりがちですが、違う考え方や意見をもった人たちと関われたのは良かったなと感じました。大学ではやったことないことに挑戦してみるっていうのは、すごくいいかなって思います。