薬学部附属薬用植物園では、恒例の薬用植物園一般開放を10月3日(月)~7(金)の5日間開催します。
園内では、薬用植物を含む約800種の植物が観察出来ます。
今回の開放では、研究のため収集されたキノコ類を研修室で初公開します。
また、園内ハーブ園で栽培している植物から作るフレッシュハーブティーの紹介も行います。
※本開放は、「国立大学フェスタ2016」の一環として実施するものです。
徳島大学薬学部附属薬用植物園 概要
来園者の皆様が園内を分かりやすく観察していただけるよう、概要図と園内見所をまとめたチラシを置いていますので、それを手に園内を散策してください。また、北側と南側エリアにはちょっと休憩ができる東屋があります。本年の一般開放の見所は以下の通りです。
珍しいキノコ標本の展示
研修室では、約80種類のキノコ類の標本を初公開します。これらは、かつて研究のため収集されたもので、中には50年以上前のものもあります。
フレッシュハーブティー
庭に栽培しているハーブを採取して、手軽に楽しむことができるのがフレッシュハーブティーです。乾燥ハーブを利用したものと違った香りと、すがすがしい味が楽しめ、気分が落ち着きリフレッシュできます。ハーブ園の植物を使った簡単にできるフレッシュハーブティーを紹介します。
園内の見所
園内では漢方薬園、水生植物園、民間薬園、ハーブ園等テーマ毎に配置した約800種の植物が観察出来ます。
温室
パパイヤがたくさん花を咲かせ、たわわに果実を付けています。また、ショ糖の1,000倍甘いスィートハーブメキシカンがグランドカバーのように下を這い白い花を咲かせています。
絶滅危惧植物園
ハマビシが群落を作り、金平糖のような果実をたくさん実らせています。その果実は自転車をパンクさせるほど鋭いです。
水生植物園
北側の池では、ノブドウが大繁殖して青色や紫色のカラフルな果実を実らせています。南側の池では、絶滅危惧植物のトチカガミが繁殖し白い花を咲かせています。また、今年もオニバスが発芽し、とても大きな丸い葉を出しています。
民間薬園
ハブ茶の原料になるエビスグサが大群落を作り、たくさんの果実を付けています。また、弘法大師が四国各地に伝えた苦味健胃薬として使用されるヒキオコシの群落も見ることができます。
お問い合わせ先
徳島大学薬学部附属薬用植物園
徳島市国府町日開536-3
(徳島バス竜王団地線?石井循環線 日開(ヒガイ)徒歩5分)
柏田 良樹(薬用植物園長)
今林 潔(担当者)
電話番号:088-642-1444(薬用植物園)