○徳島大学大学院医科栄養学研究科規則

平成16年3月19日

規則第1850号制定

第1章 総則

(通則)

第1条 徳島大学大学院医科栄養学研究科(以下「本研究科」という。)に関する事項は、徳島大学大学院学則(以下「学則」という。)及び徳島大学学位規則(以下「学位規則」という。)に定めるもののほか、この規則の定めるところによる。

2 学則学位規則及びこの規則に特別の定めのある場合を除いて、本研究科に関する事項は、本研究科教授会が定める。

(教育研究上の目的)

第1条の2 本研究科は、医療機関や地域社会?産業分野で活躍する高度専門職業人、また教育研究機関で活躍する先端的な教育研究者の養成を目指し、基礎生命科学から多様な医療関連知識等を含む医科栄養学に関する幅広い教育を行うとともに、社会の要請に対応できる先導的研究を推進し、教育研究の成果を通じた人材育成及び社会貢献により、栄養学の発展に寄与することを目的とする。

第2章 教育課程

(教育方法)

第2条 本研究科の教育は、授業科目の授業及び研究指導によって行うものとする。

(教育方法の特例)

第3条 本研究科において、本研究科教授会が教育上特別の必要があると認める場合には、夜間その他特定の時間又は時期において授業又は研究指導を行う等の適当な方法により教育を行うことができる。

2 本研究科に、外国人留学生のための英語による特別コース(以下「特別コース」という。)を置く。

(授業科目及び単位数)

第4条 授業科目は、必修科目及び選択科目に分ける。

2 授業科目及び単位数は、別表のとおりとする。

3 がん病態栄養専門管理栄養士の養成に係る科目を履修しようとする者の授業科目及び単位数は、別に定める。

4 前条第2項に規定する特別コースの授業科目及び単位数は、別に定める。

(授業科目の履修方法)

第5条 学生は、別表の授業科目について、次表に定める単位を修得しなければならない。

(1) 博士前期課程

専攻名

単位数

必修科目

選択科目

医科栄養学専攻

6単位

26単位以上

32単位以上

(2) 博士後期課程

専攻名

単位数

必修科目

選択科目

医科栄養学専攻

2単位

14単位以上

16単位以上

2 履修する授業科目の選択に当たっては、あらかじめ、指導教員の指導を受けなければならない。

3 履修方法については、別に定める。

4 本研究科において教育上有益と認めたときは、本学大学院の他の研究科又は本学学部との協議に基づき、当該他の研究科の授業科目を履修させ、又は本学学部の授業科目を聴講させることができる。

5 前項の授業科目を履修し、又は聴講しようとするときは、学生は、本研究科長の許可を得なければならない。

6 第4項の規定により履修した授業科目の単位は、第1項各号に規定する選択科目の単位に含めることができる。

7 第3条第2項に規定する特別コースの履修方法は、別に定める。

(研究指導)

第6条 研究指導は、指導教員が行うものとする。

2 前項の研究指導は、研究課題の研究の指導及び学位論文の作成の指導とする。

(試験の告示)

第7条 試験の授業科目、日時その他必要な事項は、あらかじめ告示する。

(成績評価等)

第8条 成績は、100点をもって満点とし、S(90点以上)、A(89点~80点)、B(79点~70点)、C(69点~60点)及びD(59点以下)の評語をもってあらわし、S、A、B及びCを合格とし、Dを不合格とする。

2 前項の評語の評価基準は、次の表のとおりとする。

評語

評価基準

S

科目の到達目標を充分に達成し、極めて優秀な成果を収めている。

A

科目の到達目標を充分に達成している。

B

科目の到達目標を達成している。

C

科目の到達目標を最低限達成している。

D

科目の到達目標の項目の全て又はほとんどを達成していない。

3 前2項の規定にかかわらず、入学前の既修得単位等により判定する授業科目の成績は、認の評語をもってあらわすことができるものとし、合格とする。

(追試験及び再試験)

第9条 病気その他やむを得ない事情のため、正規の試験を受けることができなかった者は、追試験を受けることができる。

2 前項の追試験を受けることができなかった者又は試験を受けて不合格となった者は、原則として次の学期末に再試験を受けることができる。

(転学者の取扱い)

第10条 他の大学院又は外国の大学院(これに相当する教育研究機関を含む。以下同じ。)若しくは国際連合大学(以下「外国の大学院等」という。)から本研究科に転学をした者の在学年数及び既修得単位の換算については、その都度本研究科教授会が定める。

(転研究科)

第10条の2 学則第26条の2の規定に基づき、本研究科に転研究科を願い出た者があるときは、教育上支障がない場合に限り選考の上、許可することがある。

2 転研究科を許可する時期は、本研究科教授会が定める。

3 転研究科を許可した学生を在籍させる年次は、本研究科教授会が定める。

4 転研究科を許可した学生の既修得単位の認定は、本研究科教授会が定める。

(他の大学院における授業科目の履修等)

第11条 学則第9条第27条及び第27条の2の規定に基づき、他の大学院若しくは国際連合大学の授業科目の履修を志願し、若しくは他の大学院等において必要な研究指導を受けることを志願し、又は外国の大学院に留学を志願する者は、所定の願書を本研究科長を経て学長に提出し、その許可を受けなければならない。

(単位の認定)

第12条 前条の規定により許可を受けた者(以下「派遣学生」という。)が他の大学院若しくは外国の大学院等で修得した単位又は学則第9条の2第1項の規定に基づき学生が休学期間中に外国の大学院において履修した授業科目について修得した単位の認定は、当該大学院が発行する成績証明書等により本研究科教授会が行う。

(履修等報告書)

第13条 派遣学生は、他の大学院等又は外国の大学院等での履修の期間又は研究指導を受けた期間が満了したときは、所定の履修等報告書を速やか(外国の大学院に留学した者については、帰国の日から1月以内)に本研究科長を経て学長に提出しなければならない。

(入学前の既修得単位の認定)

第14条 学則第9条の3の規定による入学前の既修得単位の認定は、当該大学院が発行する成績証明書等により本研究科教授会が行う。

この規則は、平成16年4月1日から施行する。

(平成18年3月24日規則第85号改正)

1 この規則は、平成18年4月1日から施行する。

2 平成17年度以前に入学した者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(平成18年10月26日規則第25号改正)

この規則は、平成18年10月26日から施行し、この規則による改正後の徳島大学大学院栄養生命科学教育部規則の規定は、平成18年10月1日から適用する。

(平成19年3月22日規則第82号改正)

この規則は、平成19年4月1日から施行する。

(平成20年1月18日規則第44号改正)

この規則は、平成20年1月18日から施行する。

(平成20年3月31日規則第140号改正)

この規則は、平成20年4月1日から施行し、平成19年度の入学生から適用する。

(平成20年9月30日規則第18号改正)

この規則は、平成20年10月1日から施行する。

(平成21年2月6日規則第61号改正)

1 この規則は、平成21年4月1日から施行する。

2 平成20年度以前に入学した者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(平成21年2月24日規則第92号改正)

この規則は、平成21年4月1日から施行する。

(平成22年3月16日規則第41号改正)

1 この規則は、平成22年4月1日から施行する。

2 平成21年度以前に入学した者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(平成23年3月17日規則第73号改正)

1 この規則は、平成23年4月1日から施行する。

2 平成22年度以前に入学した者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(平成24年9月28日規則第36号改正)

1 この規則は、平成24年10月1日から施行する。

2 平成23年度以前に入学した者については、改正後の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(平成25年3月19日規則第83号改正)

この規則は、平成25年4月1日から施行する。

(平成25年9月11日規則第23号改正)

1 この規則は、平成25年10月1日から施行する。

2 この規則の施行の日の前日までに入学した者については、改正後の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(平成27年3月19日規則第62号改正)

この規則は、平成27年3月20日から施行する。

(平成27年3月30日規則第82号改正)

この規則は、平成27年4月1日から施行する。

(平成28年1月28日規則第35号改正)

1 この規則は、平成28年4月1日から施行する。

2 平成27年度以前に入学した者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(平成30年2月27日規則第58号改正)

1 この規則は、平成30年4月1日から施行する。

2 平成29年度以前に入学した者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(平成31年3月13日規則第50号改正)

1 この規則は、平成31年4月1日から施行する。

2 平成30年度以前に入学した者については、改正後の第8条及び別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(皇冠比分网_皇冠体育投注-【长期稳定直播】2年3月13日規則第61号改正)

1 この規則は、皇冠比分网_皇冠体育投注-【长期稳定直播】2年4月1日から施行する。

2 平成30年度以前に入学した者については、改正後の第8条の規定にかかわらず、なお従前の例による。

3 皇冠比分网_皇冠体育投注-【长期稳定直播】元年度以前に入学した者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(皇冠比分网_皇冠体育投注-【长期稳定直播】4年3月16日規則第57号改正)

1 この規則は、皇冠比分网_皇冠体育投注-【长期稳定直播】4年4月1日から施行する。

2 皇冠比分网_皇冠体育投注-【长期稳定直播】3年度以前に入学した者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(皇冠比分网_皇冠体育投注-【长期稳定直播】5年2月1日規則第34号改正)

1 この規則は、皇冠比分网_皇冠体育投注-【长期稳定直播】5年4月1日から施行する。

2 皇冠比分网_皇冠体育投注-【长期稳定直播】4年度以前に入学した者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。

別表

(1) 博士前期課程

授業科目及び単位数

区分

授業科目

単位数

必修

選択

全専攻系共通カリキュラム科目

生命倫理概論


2

臨床心理学


2

社会医学?疫学?医学統計概論


2

英語論文作成法


2

宇宙と栄養?医学概論


2

生命科学の研究手法


2

医療系分野における知的財産学概論


2

生命科学コミュニケーション特論


2

各専攻系間の共通カリキュラム科目

臨床医科学概論


2

プロテオミクス概論


2

健康食品?漢方


2

ヒューマンサイエンス(形態と機能)


2

ゲノム創薬特論


2

指定科目

分子栄養学特論


2

宇宙運動学


2

特殊環境栄養学


2

食品機能学特論


2

栄養と感染微生物学概論


2

栄養サポート概論


2

臨床病態栄養学特論


2

治療栄養管理学特論


2

臨床栄養管理学演習


2

臨床栄養管理学実習


4

臨床栄養治療学特論


2

公衆栄養学特論


2

臨床栄養学概論

2


健康科学特論

2


人間栄養学特論

2


病態栄養学概論


2

専門科目

分子代謝学演習


4

分子代謝学特別実験


12

生体機能学演習


4

生体機能学特別実験


12

食品機能学演習


4

食品機能学特別実験


12

国際食品安全学演習


4

予防安全学特別実験


12

健康医科学演習


4

健康医科学特別実験


12

栄養治療学演習


4

栄養治療学特別実験


12

公衆栄養学演習


4

公衆栄養学特別実験


12

機能素材開発学演習


4

機能素材開発学特別実験


12

精神?神経栄養学演習


4

精神?神経栄養学特別実験


12

宇宙栄養学演習


4

宇宙栄養学特別実験


12

疾患治療栄養学演習


4

疾患治療栄養学特別実験


12

臨床栄養学演習


4

臨床栄養学特別実験


12

備考 講義、演習は15時間、実習、実験実習は30時間をもって1単位とする。

(2) 博士後期課程

授業科目及び単位数

区分

授業科目

単位数

必修

選択

全専攻系共通カリキュラム科目

生命倫理概論


2

臨床心理学


2

社会医学?疫学?医学統計概論


2

英語論文作成法


2

宇宙と栄養?医学概論


2

生命科学の研究手法


2

医療系分野における知的財産学概論


2

生命科学コミュニケーション特論


2

各専攻系間の共通カリキュラム科目

臨床医科学概論


2

プロテオミクス概論


2

健康食品?漢方


2

ヒューマンサイエンス(形態と機能)


2

ゲノム創薬特論


2

指定科目

栄養生命科学概論


2

宇宙医学特論


2

栄養免疫学特論


2

環境栄養衛生学概論


2

臨床ストレス栄養学特論


2

臨床栄養管理学Ⅰ


2

臨床栄養管理学Ⅱ


2

臨床代謝栄養学Ⅰ


2

臨床代謝栄養学Ⅱ


2

臨床代謝栄養学Ⅲ


2

臨床代謝栄養学Ⅳ


2

医療栄養学概論


2

機能性食品設計学


2

クラスターコアセミナー


2

先端健康科学特論

2


国際栄養学特論


2

病態栄養学特論


2

治療栄養管理学実習


4

専門科目

分子代謝学セミナー


2

分子代謝学実験


6

生体機能学セミナー


2

生体機能学実験


6

食品機能学セミナー


2

食品生理機能科学実験


6

環境予防学セミナー


2

環境予防学実験


6

健康医科学セミナー


2

健康医科学実験


6

治療栄養学セミナー


2

治療栄養学実験


6

公衆栄養学セミナー


2

公衆栄養学実験


6

機能素材開発学セミナー


2

機能素材開発学実験


6

精神?神経栄養学セミナー


2

精神?神経栄養学実験


6

宇宙栄養学セミナー


2

宇宙栄養学実験


6

宇宙医学セミナー


2

宇宙医学実験


6

疾患治療栄養学セミナー


2

疾患治療栄養学実験


6

臨床栄養学セミナー


2

臨床栄養学実験


6

備考 講義、演習は15時間、実習、実験実習は30時間をもって1単位とする。

徳島大学大学院医科栄養学研究科規則

平成16年3月19日 規則第1850号

(皇冠比分网_皇冠体育投注-【长期稳定直播】5年4月1日施行)

体系情報
大  学/第2編 学部,研究科及び大学院教育部,研究部/第9章 大学院教育部/第5節 栄養生命科学教育部
沿革情報
平成16年3月19日 規則第1850号
平成20年9月30日 規則第18号
平成21年2月6日 規則第61号
平成21年2月24日 規則第92号
平成22年3月16日 規則第41号
平成23年3月17日 規則第73号
平成24年9月28日 規則第36号
平成25年3月19日 規則第83号
平成25年9月11日 規則第23号
平成27年3月19日 規則第62号
平成27年3月30日 規則第82号
平成28年1月28日 規則第35号
平成30年2月27日 規則第58号
平成31年3月13日 規則第50号
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