■内容
発達障害の基本的な理解について解説し、学生個人の状況に配慮しながら、授業を進める際に気をつける点について説明した。具体的な事例を多く紹介し、それぞれの場合に合わせた対応方法などを紹介した。また、オンラインによるセミナーであったことから、web上の無料サービスmiroを活用して、参加者と双方向のやり取りを行いながら解説を進めた。
■開催日時
2020年10月15日(木)16:20~17:50
■参加者
28名(ZOOMによるオンライン)
■講師
杉田郁代(高知大学大学教育創造センター)
■成果と課題
プログラム終了直後、参加者を対象にアンケートを実施した。「今後の授業や教育活動に活かせる情報を得ることができた」、「今後の授業や教育活動の中ですぐに実践してみようと思う情報を得ることができた」、「本セミナーは今後の教育活動において有益なものであった」という設問では全員が肯定的な回答をしていた。自由記述からは、「発達障害の対応についてもやもやした私の頭の中を整理してくれて、精神的にすり減らさずに援助をしていけそうだと前向きになれる内容であった」、「具体的な授業で用いる手法も教えて頂き即実践に移したいと思う」、「今までの自分自身の学生の対応に関して内省する場になった」という意見が挙げられていた。これらの結果から、参加者が日頃の教育活動において、発達障害のある学生と接する中で抱えている課題を、解決するためのヒントを得ることができる内容であったことが窺える。一方で、資料を事前に配付してほしかったという意見が複数あったことから、運営上の課題として、今後のセミナーの企画において検討する必要がある。
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