徳島大学総合科学部は、2022年度後期の専門科目「地域政策論」のテーマを「観光まちづくり」とし、その一部を(一社)イーストとくしま観光推進機構(イーストとくしまDMO)の「観光コーディネーター養成講座」、および徳島県観光政策課の「とくしま観光アカデミー」との共同企画による公開連続講義(全7回)として実施します。全国の第一線で活躍中の観光地域経営の実務家や研究者を講師に招き、大学生と一般市民が共に学ぶ機会を提供します。
日時は11月~1月の毎週月曜日18時半より、総合科学部の講義室からZoomによる中継配信を行う予定です。
期 間 2022年11月21日(月)~ 2023年1月16日(月) 全7回
時 間 18:30~20:00 オンラインで中継配信
対 象 総合科学部「地域政策論」受講学生(2~4年次)51名
「コンソーシアムとくしま」参加校の所属学生 定員30名(予定)
「観光コーディネーター養成講座」受講者 定員60名(予定)
「とくしま観光アカデミー」受講者 定員90名(予定)
徳島大学は、2015年度より文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」、2020年度より同「大学による地方創生人材教育プログラム構築事業(COC+R)」の採択を受け、地域に定着し活躍できる人材の養成に取り組んでいるところです。総合科学部では、ソーシャル?イノベーションを構想できる見識とそれを実現するスキルを持ったジェネラリストを育てることを目指しており、その一環として2017年度より「観光まちづくり」をテーマとする授業「地域政策論」を開講しています。
授業を担当するのは、本学部の豊田哲也教授(人文地理学?地域経済学)。本年度は非常勤講師として出口竜也(和歌山大学観光学部教授)も参画。全16回の授業のうち7回につき、観光地域経営の第一線で活躍中の実務家や研究者をゲスト講師に招きます。これを幅広い産官学連携による共同企画として開催し一般にも公開します。
(1)コンソーシアムとくしまの共同プログラム
徳島県内の高等教育機関(徳島大学、四国大学、同短期大学部、徳島文理大学、同短期大学部、徳島工業短期大学、阿南工業高等専門
学校)の学生は、自分の関心に応じて聴講できます。この形での提供は2017年度の COC+から始まり、2022年度は6回目となります。
(2)イーストとくしまDMOの「観光コーディネーター養成講座」
観光人材育成のため2018年度からスタートしたプログラムで、対象は観光ビジネス関係者および観光による地域活性化に関心を持つ一
般市民。2019年度秋学期の講座を徳島大学と共催して以来、2022年度は4年目の共同開催となります。
(3)徳島県観光政策課の「とくしま観光アカデミー」
徳島県における観光人材の育成?強化を図るため、2020年度に新設されたプログラムで「ビジネスコース」「チャレンジコース」「地
域で活躍コース」の3つの専門講座から構成されます。2022年度はこのうち7回を徳島大学と共同で実施します。
【プレスリリース】「徳島で観光まちづくりを考える」をイーストとくしま観光推進機構、徳島県と共同開催 (PDF 714KB)