徳島大学は平成31年1月4、5日に、高校生対象の実験講座「高校生の大学研究室への体験入学型学習プログラム」を開催しました。
1月4日は教養教育院の大橋 眞教授(免疫学)が、「マウスの解剖実験」を行いました。最初に大橋教授から動物実験に対するビデオを用いた解説が行われ、次いで高校生が2名1組になりマウスの解剖を行いました。内臓全体を観察?スケッチした後に、個々の臓器を取り出しての観察や消化器の長さの計測などを行いました。1月5日は教養教育院の渡部 稔教授(分子生物学)による「カエルの人工授精?初期発生の観察」が行われました。参加した高校生は、メスのカエルから採卵?人工授精の体験や、さまざまな発生段階の初期胚の観察?スケッチ等を行いました。
このプログラムには徳島県内外の17校から、120名を越える高校生や高校教員が参加しました。参加した高校生からは「学校ではできない貴重な体験ができてうれしかった。」「生きている生物を使うことでとても真剣に実験に取り組むことができた。」「さらに生物への知識や興味を深めることができた」など、多数の意見?感想が寄せられました。このプログラムは、1月5日の徳島新聞朝刊で紹介されました。
「高校生の大学研究室への体験入学型学習プログラム」は高校生を対象とした実験講座で、平成20年より毎年行われています。
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