徳島大学は、平成24年5月10日に福島県白河市との間で、東日本大震災に由来する原子力災害から放射能に関する正しい知識の普及や対策を施し、白河市民の不安解消に取り組むことを目的とした協定を締結しました。
協定締結から6年を経過した本年度が、協定の最終年度にあたることから、去る、平成30年2月17日(土曜日)に白河市のマイタウン白河において、市民参加による連携協力プロジェクトの活動報告会を行いました。
報告会では、鈴木白河市長のご挨拶、本学野地学長の挨拶に引き続き、阪間稔医学部教授、佐瀬卓也自然科学研究機構核融合科学研究所准教授(元徳島大学)から、「白河市と徳島大学との連携協定と徳島大学の原子力災害復興支援プロジェクトの経緯と概要総括」、山本真由美総合科学部教授から、「住民との対話による発達支援」、荒木秀夫教養教育院教授から「住民の運動支援」について、それぞれの報告の外、白河市の関係部署からの報告等も行われました。
また、報告会の最後には、同市と本学の今後の連携について、意見交換の場も設けられました。
本報告会に参加された市民の方は、それぞれの報告に熱心に耳を傾けられていました。
本連携協定に基づく本学の白河市における活動については、鈴木市長から感謝の言葉をいただいたこともあり、本学としては、白河市をはじめとする福島県の震災からの復興に微力ながらもお役に立てたのであれば、このことに尽きることはありません。
これからも本学は、地域創生に取り組んでいく所存です。
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鈴木白河市長(右)から白河市の特産品である「白河だるま」を受け取る野地学長
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