1月20日、本年度実施した実践力養成型(寺子屋式)インターンシップによる成果及び効果に関する最終報告会を、常三島キャンパスの共通講義棟において開催しました。本年度は、徳島県が取り組んでいる「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の地域人材コースならびに『「四国の右下」ふるさと回帰促進事業(インターンシップ事業)』とも連携しているため、これらの取組に関する報告も行いました。
本インターンシップは、文部科学省の「平成27年度 地(知)の拠点大学による地域創生推進事業(COC+)」に採択された「とくしま元気印イノベーション人材育成プログラム」の一環として平成28年度から実施しており、県内企業等が抱える課題をプロジェクト化し、学生と受入企業等が一緒に課題解決に取り組むものです。
報告会では、吉田和文 徳島大学理事?副学長の挨拶、玉真之介 同副理事による事業概要の説明があり、引き続き、14のプロジェクトに取り組んだインターンシップ参加学生と受入企業等のスタッフから、ダイジェスト版の活動報告が行われました。
続いて、14のプロジェクトを、1)将来ビジョンを見据えた新たな取組、2)既存の取組の加速、3)問題?課題の突破に向けた情報収集、4)徳島県の取組との連携 に分類した分科会形式により、先の学生によるインターンシップ内容の詳細な報告の後、受入企業等の担当者によるパネルディスカッションが行われ、インターンシップを通じて、学生の成長とともに受入担当者にも自身の仕事に対する気づきを得られる等の効果や学生と受入側とのミーティングの時間確保、プロジェクトにおける目標設定における課題などが述べられました。
引き続き、参加者全員で分科会の情報共有を行い、山中英生徳島大学副理事による総括?講評により報告会を締めくくりました。
参加した学生、インターンシップ受入企業等及び本プログラムに参画する高等教育機関や徳島県の関係者約170人は、報告会を通じて本インターンシップによる効果?成果と今後の課題などについて共有を図りました。
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