本年9月に四国旅客鉄道株式会社(JR四国)と徳島大学を含む四国の4国立大学が、地域?観光振興を目的に協定を締結されました。
この協定について大熊JR四国地域連携室長と野地徳島大学長が話をしたことをきっかけとして、学生の自主?共創の精神を養成し、学部学科の分野を横断する自主的なプロジェクト活動を支援する「徳島大学創新教育センターイノベーション創生部門」の学生プロジェクトの一つで、日本で唯一、電車が一度も走ったことがない徳島県に電車を走らせることを目的とした「阿波電鉄プロジェクト」メンバー達が、12月10日、JR四国徳島駅構内を見学しました。
当日は、山本JR四国徳島企画部長のご挨拶の後、徳島運転所及び徳島保線区の方による電車が走る仕組みや車両の装置等及び線路の構造等に関する座学の後、普段は立ち入ることのできない徳島運転所にご案内いただき、車両の構造、線路の仕組み等について、現物に触れながら、ご担当の方々から色々と教えていただきました。
JR四国の方々には、ご多忙の中、スライド資料等をご準備いただくとともに、座学、運転所の見学では、懇切にご説明いただきました。
プロジェクトメンバーは、座学では熱心にメモを取り、運転所見学の際には、担当者の方々に色々な質問をしていました。
今回の見学が、徳島に電車の走る日の実現に向けた転機となる事が期待されます。
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車両についての説明を聞くプロジェクトメンバー
線路についての説明を聞くプロジェクトメンバー
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