2017年11月11日から13日に山形市で開催された「SMART2017?Scintillator for Medical, Astroparticle, and environmental Radiation Technologies」(科研費新学術領域「宇宙の歴史をひもとく地下素粒子原子核研究」主催)のポスターセッションにおいて、徳島大学総合科学部総合理数学科4年の畑和実さん(指導教員折戸玲子講師)が最優秀ポスター賞を受賞しました。
SMART2017は全国の放射線検出器を応用する医療?素粒子物理?環境という幅広い分野の研究者が検出器の応用と開発の推進を目指して開催された研究会です。ポスターセッションは11月12日の午後に開催され、学部学生、大学院生、研究者による9件の発表の中から投票によって選出されました。
畑さんは量子科学実験の研究室で宇宙暗黒物質探索に用いる検出器の特性を測定し、測定が困難な低エネルギーの中性子による信号の識別方法について実験を重ねました。ポスター賞の投票は全国から参加した口頭講演の講師によって行われ、発表のわかりやすさと質疑応答の正確さが高く評価されました。今後はポスターセッションで得られた多数のコメントを活かしてより高い精度の特性測定に励む予定です。
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SMART2017ポスターセッションで説明する畑和実さん。
研究者の厳しい質問にもしっかりと答えていました。
届けられた正式な表彰状を授与されて喜ぶ畑さんと伏見賢一教授
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