徳島大学は、徳島県、石井町、農業機械メーカー「みのる産業」(岡山県)、農業法人「みのるファーム」(石井町)との5者で、「徳島県農業の成長産業化及び関連産業の振興に関する協定」を締結しました。
徳島大と徳島県は、6次産業の集積を目指して生物資源産業学部農場を中核に「アグリサイエンスゾーン」を構築しており、同地への企業参入は、大手種苗メーカー「タキイ種苗」に続き2件目となります。
同協定では、理工学部と生物資源産業学部を中心に、農業ロボットの研究開発など次世代型スマート農業の実証研究に取り組むとともに、みのるファームが整備する高度環境制御型園芸施設を活用したインターンシップなど次世代の農業や6次産業を担う人材の育成を行います。
平成29年5月26日に徳島県庁で執り行われた調印式では、みのる産業生本社長から「大学の持つ基礎研究や先端研究の力を借りながら、新しい農業技術や農業機械を開発し、農業の成長産業化に貢献したい。」また、みのるファーム槙野社長からは「最新の農業技術や農業機械を導入し、6次産業化を進め、農業を憧れを持たれる職業にしていきたい。」と期待が寄せられました。
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協定書に調印する野地学長(中央)
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左から、みのるファーム槙野社長、みのる産業生本社長、飯泉知事、野地学長、小林石井町長
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