徳島大学医学部訪問団がモンゴル国立医科大学を訪問しました

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8月24日から8月28日にかけて、苛原稔医学部長を団長とする徳島大学医学部訪問団(教職員9名、医学科生5名)がモンゴル国立医科大学を訪問しました。医学部とモンゴル国立医科大学の部局間交流協定は2005年に締結され、2006年から学生交流(相互訪問、サマーセミナー、ホームステイ等)が開始されました。以後10年あまりにわたり活発な交流が続いています。

首都ウランバートルの発展は目を見張るものがあります。前回2014年の訪問時と比べると、チンギスハーン国際空港や道路はきれいに整備され、大きく変貌を遂げていました。その発展に伴うかのようにモンゴル国立医科大学も発展し、現在ウランバートル市郊外の広大な土地に新しい医学部の建物と教育病院の建設が進められています。また、キャンパス内には7階建ての新しい図書館も建設され、モンゴル語、ロシア語、英語の医学書等約7万冊が所蔵されています。

訪問団はこれら各施設を視察するともに、急速に発展するモンゴル国立医科大学と今後更に緊密に連携し、新しく建設される教育病院や医学部の人材育成にも協力すること等で合意しました。

また、徳島大学を修了した同窓会(MAUTA)のメンバーとも旧交を温めあいました。修了生は、モンゴル国立医科大学や市内の総合病院等で活躍し、徳島との架け橋となっています。修了生を中心とした交流も今後更に活発になることが期待されます。

一方、本学医学科の5名の学生はホスト学生の家にホームステイし、滞在期間中モンゴルの一般家庭での生活を体験しました。また、大学においては、学生同士によるシンポジウムを開催し、徳島や徳島大学の紹介をするとともに、阿波踊りやモンゴルの民族舞踊を通して文化交流も行い親交を深めました。

昨年節目となる交流10周年を迎え、今年から新しい10年がスタートしました。次の10年に向けた更なる交流の飛躍が期待される訪問となりました。

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苛原医学部長(右)ご挨拶 (左はバトバータル学長)

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MAUTAメンバーとの交流会

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新築された図書館前にて
左から、大城病院事務部長、西野名誉教授、鈴木副看護部長、勢井教授

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徳島大学訪問団とモンゴル国立医科大学教員による記念撮影
前列左から、永廣病院長、バトバータル学長、苛原医学部長

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徳島大学医学科生とモンゴル国立医科大学学生の交流

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教育病院建設現場にて

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