■内容:
薬学部附属薬用植物園では、恒例の薬用植物園一般開放を10月5日(月曜日)~9日(金曜日)の5日間開催します。園内では、薬用植物を含む約800種の植物が観察出来ます。今回の開放では、園内で栽培している「便秘に効く薬草」をあずま屋で展示します。また、「薬草美術展」と題して、絵画サークルの皆さんによる作品も研修室に展示いたします。
なお、本開放は「国立大学フェスタ2015」の一環として実施するものです。
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薬用植物園概要:
来園者の皆様が園内を分かりやすく観察していただけるよう、園内の概要図と見所をまとめたチラシを置いていますので、それを手に園内を散策してください。また、北側と南側エリアにはちょっと休憩ができる東屋があります。本年の一般開放の見所は以下の通りです。
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- 「便秘に効く薬草」: 便秘になると、腸の中で悪玉菌が発生し、お腹の張りや腹痛を引き起こすだけでなく、肌荒れ、肩こり、頭痛や、イライラしたり不眠になったりすることもあります。便秘に使われてきた園内の植物を集めました。下剤に使われるセンナ、トウゴマ(ヒマシ油)、ケンゴシ(アサガオ種子)、エイジツ(ノイバラ果実)や、お茶や食品として使われるエビスグサ(ハブ茶)、アロエなど、お腹の張りに効く薬草をご覧下さい。
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園内の見所: 園内では漢方薬園、水生植物園、民間薬園、ハーブ園等テーマ毎に配置した約800種の植物が観察出来ます。
マリリンモンローも愛用した香水の香りに使われる植物(イランイラン)の花とその香りが体験できます(温室)。弘法大師が倒れていた修験者に使ったというヒキオコシの群落(民間薬園)、便秘に使われるヒマシ油の原料となるトウゴマの群落(漢方薬園北奥)、白色、紫色、水色などカラフルな果実を実らせたノブドウの群落(温室前栽培池)などが園内で見られます。また、色々なミント、セージの花がハーブ園で見られます。 - 「薬草美術展」: 研修室に、絵画サークルの方に何度も薬草園に足を運んでもらい製作していただいた薬草画、薬草絵皿、巻物などを展示しています。絵皿作品には、ご主人が粘土から形成してご自身で焼かれた皿に、奥様が絵を描いたご夫婦合作のもあります。
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■日時: 平成27年10月5日(月曜日)から9日(金曜日) 9時から17時まで
■場所: 薬用植物園(徳島市国府町日開536番地の3)
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お問い合わせ先
部局名 徳島大学薬学部
責任者 柏田 良樹(薬用植物園長)
担当者 今林 潔
電話番号 088-642-1444(薬用植物園)
メールアドレス kasiwada@tokushima-u.ac.jp