■内容:
薬学部附属薬用植物園では、恒例の薬用植物園一般開放を10月6日(月曜日)~10日(金曜日)の5日間開催します。薬用植物を含む園内植物約800種が観察出来ます。今回の開放では種々のスパイスになる植物とスパイスを園内あずま屋で展示します。また、幼稚園の園児たちによる園内の植物で染色した和紙を使ったちぎり絵などの作品展示も行います。
なお、本開放は「国立大学フェスタ2014」の一環として実施するものです。
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薬用植物園概要:
来園者の皆様が園内を分かりやすく観察していただけるよう、園内の概要図と見所をまとめたチラシを置いていますので、それを手に園内を散策してください。また、北側と南側エリアにはちょっと休憩ができる東屋があります。本年の一般開放の見所は以下の通りです。
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- 「スパイスになる植物とスパイス」: スパイスは料理に使われるものだけでなく、スパイスとして使われるものが漢方薬にも入っていて、健康に良いものも多くあります。貴方が身近に食べているスパイスはどんな味、香りで、どんな効果をもっているでしょう。ダイウイキョウ(八角)、カルダモン、セイロンニッケイ、カッシア、バジル、フェンネル、メース、ローズマリー、コリアンダー、オールスパイス、バニラ等々を東屋に展示しています。ちょっとしたクイズもありますので、スパイスに関する知識を得てみてください。
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園内の見所: 園内では漢方薬園、水生植物園、民間薬園、ハーブ園等テーマ毎に配置した約800種の植物が観察出来ます。また、絶滅危惧植物園には徳島県の固有種であるナカガワノギク、ワタヨモギ、コブシモドキ等のなどが観賞できます。
民間薬園では、絶滅危惧に指定されており、徳島県の一部と沖縄県にしか自生していないワタヨモギの群落が見られます。西洋薬園前の水生植物園では、ノブドウが大繁殖して、白色、紫色、水色などカラフルな果実を実らせています。また、西洋生薬園では、日本では珍しい便秘薬に使われるセンナが花を咲かせています。また、ハーブ園では、色々なミント、セージが花盛りです。 - 「薬草で染色した和紙を使った幼稚園の園児たちの作品展示」: 今回、初めての試みで、ご近所にある南井上幼稚園の園児たちの作品展示を行います。園内の植物で染色した和紙を使い、ちぎり絵など様々なことに挑戦してもらいました。研修室にて展示しています。
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■日時: 平成26年10月6日(月曜日)から10日(金曜日) 9時から17時まで
■場所: 薬用植物園(徳島市国府町日開536番地の3)
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お問い合わせ先
部局名 徳島大学薬学部
責任者 柏田良樹(薬用植物園長)
担当者 今林潔
電話番号 088-642-1444(薬用植物園)
メールアドレス kasiwada@tokushima-u.ac.jp