10月31日、大塚講堂にて、順天堂大学の天野 篤教授をお招きして、第30回青藍会?医学科講演会を開催しました。本講演会は、医学界の著名な方々に講演いただくことにより、本学の医学教育や医療の現場に役立つ知識を得ることを目的とし、今回で30回となります。
今回講演をされた天野教授は、心臓外科の権威であり、天皇陛下の心臓手術を執刀されたことで有名です。講演では、心疾患の病態や治療方法の説明に加え、患者さんの家族への配慮や周囲との関係の大切さ等、医師としてのあり方についてもお話しいただきました。
また、「手術の後に反省することがある」との人間的なコメントには会場の空気が和らぎました。その上で「問題が何であったか、どのように解決するかを考え、次の手術に役立てる」と、前向きで謙虚な姿勢の大切さについてもお話しいただきました。
会場には、一般の方々、医師会会員、学生、教職員等約400人が来場し、熱心に講演に耳を傾けました。
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講演する天野教授 |
質疑応答も行われました |