6月3日、映画「こころざし-舎密(せいみ)を愛した男-」の監督である山田和広氏をお迎えして、講演会?映画上映会を開催しました。「こころざし-舎密(せいみ)を愛した男-」は、ぜんそくの治療薬「エフェドリン」を開発し、徳島大学薬学部設立のために尽力した長井長義博士の生涯を描いた作品で、平成23年に制作されました。今回の講演会?映画上映会は、現在徳島大学ガレリア新蔵展示室で行われている特別展「徳島の偉人 長井長義展示会」にあわせて行われました。
山田和広監督からは、映画で特に伝えたかったこととして、長井博士の意志の強さ、周りの人や自分の生き方に対する誠実さなど、撮影の秘話を交えて講演いただきました。その後、約80名の参加者が映画を鑑賞しました。
「日本薬学の父 長井長義」の名前は知っていても、どのような時代に生き、後世にどのような影響を与えたかなどはあまり知らないのが今の若い世代です。今回の講演会?映画上映会には多くの学部学生も参加し、長井博士の功績、研究者としての生き方等について大いに理解を深めた様子でした。
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