徳島大学は、平成21年3月15日、ドイツハノーバー医科大学と大学間学術交流協定を締結しました。これは、平成19年9月に徳島大学の青野学長 が、徳島県のドイツ訪問団の一員として、ハノーバー医科大学を訪問し、ビッター?ズアマン学長と面談した際に、両大学で学術交流をすることを約束し、その 後、ハノーバー医科大学の国際交流部長で生化学教授のジーグルト?レンツエン教授と、本学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部の中屋 豊教授の間で、糖尿 病モデル動物についての共同研究が始まったことによるものです。
そして、ようやくこの程、徳島県と友好提携を結んでいるドイツ?ニーダーザクセン州からヴルフ首相を団長とする公式訪問団が交流を深めるため来県するの に合わせて、ハノーバー医科大学学長名代として同大学の国際交流部長のレンツエン教授が来学され、協定締結に至りました。
当日は、徳島大学蔵本地区の医学部会議室に、青野学長、黒田理事、そして蔵本地区の各部局長、教職員ら大勢の大学関係者が出席し、飯泉知事とヴルフ首相 のご臨席のもと、県関係者、ニーダーザクセン州公式訪問団が見守る中、青野学長、レンツエン教授、そして、中屋教授が学術交流協定書に署名しました。
続いて、細井学長補佐から徳島大学概要の説明、高濵疾患ゲノム研究センター長から疾患ゲノム研究センターの概要が説明され、一行は同センターの視察を行いました。今後両大学間では、今回の協定締結を機に、共同研究の推進と教職員や学生の交流の促進が期待さます。
訪問団を歓迎する青野敏博学長 |
疾患ゲノム研究センター視察 (中央左から、高濵センター長とヴルフ首相) |
徳島大学とハノーバー医科大学との大学間学術協定締結記念写真
(左から、レンツエン教授、ヴルフ首相、青野学長、飯泉知事、中屋教授)