徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部総合技術センターは、地域貢献事業の一環として、出前科学実験教室「やっToku、なっToku、 Dai実験」を、去る8月20日(木曜日)に勝浦町立図書館(徳島県勝浦郡勝浦町)で開催しました。勝浦町での初開催となった昨年、参加者に大変好評だっ たことから、総合技術センターが勝浦町教育委員会からの出展要請を受け、今年も開催することとなったものです。
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今回は「マイナス196℃の世界を探ろう」と題した液体窒素を利用した実験を、単なる実験ショーではなく、参加児童に自ら体験してもらい、随所で解説を加えながら演示形式で実施しました。 参加した児童は、今までに見たことのない液体窒素にすっかり魅せられたようで、液体窒素で凍らせたボールが弾性を失い床に落下すると割れる様子や、膨らんだ風船が液体窒素の中で縮んでいく様子を観察して、非常に驚き大歓声をあげていました。
また、空気砲の実験では、楽しみながらも、きれいな渦輪を作ろうと、真剣な表情で取り組んでいました。
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指導にあたったスタッフ7人は、「科学の不思議さ?おもしろさ」を伝えることができたことを実感し、今後の地域貢献活動の励みとなりました。
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熱心に空気砲に取り組む参加者
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真剣な表情で風船の実験をする参加者 |