徳島大学では去る3月2日、かつて徳島大学に留学し帰国後母国で活躍している元留学生を招へいし、母国での活動状況や留学時の体験について講演する国際シンポジウムを徳島市内のホテルを会場に開催しました。
毎年3月に開催し第6回目にあたる今回は、本学出身留学生のうち、(1)上海交通大学電気電子情報工程学院副院長の劉興釗氏 (2)青島大学医学部附属 病院副院長の董蒨氏 (3)Third Wave Technologiesの馮誠氏 (4)韓国海洋大学校工学教育革新センター長の金允海氏の4名が里帰り講演を行いました。
シンポジウムでは、元留学生4人が、それぞれの留学時代を振り返って、当時の楽しかった留学生活や地域の人たちとの心温まる交流と感謝の気持ち、そし て、それぞれの専門分野に導いてくれた恩師の教育?研究指導が現在どのように生かされているかなどを、スライドを交えながら留学時に学んで身につけた流暢 な日本語で紹介しました。
会場には、大学の恩師などの教職員や現在徳島大学に在籍し勉学や研究をしている留学生、中国や韓国に進出している地元企業関係者、留学当時ホームスティなどでお世話になった家族、国際交流に関心のある地元市民など約80人が出席し、4人の話に耳を傾けました。
講演後開催されたパネルディスカッションでは、講演した元留学生にとって何が大切かなど活発な意見交換が行われ、自らの徳島大学留学時代における体験を後輩たちに語りかけていました。
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青野学長(前列中央)、恩師(前列)と里帰りした元留学生(後列)
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元留学生の講演を熱心に聴く企業関係者や一般市民、学生の参加者
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