徳島大学国際センターでは、去る2月26日、平成21年度「アジア人財資金構想」高度実践留学生育成事業「四国発グローバル人財創出を目指した留学生支援プログラム」の徳島地域修了式を開催しました。
このプログラムは、四国地域の大学間連携及び産学官連携により、留学生の確保?教育?就職の各ステージにおいて、四国の特色、強みを生かした留学生育成 プログラムを構築?実施し、日本企業への就職を希望する優秀な留学生に対して、四国の企業が求めるグローバル人材の育成と円滑な就職を支援するもので、徳 島地域では、徳島大学の5名の留学生が2年間のプログラムを修了しました。
修了式では、青野敏博学長の祝辞に続き、各修了生から挨拶があり、関係者に対する感謝と四国で就職するまでの経緯などをプログラムで学んだ日本語で述べました。
また、当日は、徳島大学理事、国際センター教員、地域サポーター、徳島地域連絡会の会員ら、本プログラム関係者が見守るなか、四国経済産業局、四国生産性本部の立会いの下、青野学長から修了者5名に修了証書が授与され、最後に全員で記念写真を撮りました。
本プログラムを修了する5名のうち、2名は四国内の企業に既に就職が内定しましたが、残りの留学生も起業や四国での就職活動を継続する予定です。
また、本プログラムは政府の事業仕分けにより、平成22年度限りで廃止される予定になっていますが、23年度以降は各地域での自立化が課題となるなか、 徳島地域においても、基本的には低コストモデルとして定着化を図るとともに、「徳島地域連絡会」の定期的開催などにより地元の経済団体、地方公共団体、企 業組合等と連携を図ることにより、地域のネットワークも活用した自立化の方向を目指す予定です。
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本プログラムにより四国の企業に就職が内定し挨拶する修了留学生
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「アジア人財資金構想」徳島地域修了留学生(中列中央)と関係者
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