1月20日(月曜日)の14時から、徳島県庁において、本学、徳島県、三好市、那賀町、美波町、海陽町、つるぎ町、日本赤十字社徳島県支部及び徳島県厚生農業協同組合連合会との間で、全国的にも先進的な取組として、徳島県民が等しく質の高い医療を受けることができ、安心して暮らせる徳島の実現に向け、包括的な連携体制「徳島医療コンソーシアム」を推進することについて協定書を締結いたしました。
徳島県では、これまで、地域における質の高い医療を提供するため、
(1) 徳島大学病院と徳島県立中央病院を本部として、県北部には、鳴門病院を有する「総合メディカルゾーン」
(2) 南部圏域で「海部?那賀モデル」を推進する、上那賀病院(那賀町)、美波病院(美波町)、海南病院(海陽町)及び県立海部病院の公立4病院
(3) 西部圏域の三野病院(三好市)、半田病院(つるぎ町)及び県立三好病院の公立3病院
のそれぞれにおいて、医療従事者の交流、ICTによる情報共有などを通じ、効果的な医療連携?協働に取り組んでいますが、この取組をさらに進化させることにより、「医師不足」をはじめとする、医療を取り巻く様々な課題に対応できるように、新たに公的医療機関である「徳島赤十字病院」、徳島県厚生農業協同組合連合会の「吉野川医療センター」、「阿南医療センター」を加え、「徳島医療コンソーシアム」を組織し、「徳島医療コンソーシアム推進協議会設置要綱」を定めることで、より広範囲で包括的な連携体制を構築し、未来を担う人材の育成、遠隔医療の展開等、さらなる「地域医療の充実」と「医療の質の向上」を目指します。
協定書に署名する野地学長 徳島医療コンソーシアム構成メンバー外