8月28日(水曜日)、テクニオン?イスラエル工科大学のdistinguished professorでもあるMordechai Segev教授が本学学長を表敬訪問されました。Segev教授は物理学の権威であり、ヨーロッパ物理学会の量子エレクトロニクス賞をはじめ多数の国際的な賞を受賞しています。今回のSegev教授の訪問は、既にテクニオン?イスラエル工科大学と交流を行っている日亜化学工業株式会社様のご紹介により、本学との共同研究に関する意見交換を行うことが目的です。
表敬訪問では、本学役員及び日亜化学工業株式会社様からの出席者を交えた懇談が行われ、Segev教授からは、テクニオン?イスラエル工科大学がイスラエルで最初に設立された大学で、特殊相対性理論で有名なアルベルト?アインシュタイン博士がその設立と発展に尽力した由緒ある大学であると同時に、学生の男女比率もほぼ50:50で、民族的にも多様性があり、国際的に開かれた大学であるとの説明がありました。本学からは、テクニオン?イスラエル工科大学との交流について強い関心があり、共同研究のみならず学生交流についても進めていきたいとの説明を行いました。
表敬訪問後は、常三島キャンパスに場所を移して開催したSegev教授による講演会に約40人の教職員が参加し、活発な意見交換が行われました。テクニオンで重点的に行われている研究プログラムやその研究環境、人材育成方法について披露していただき、本学の役員、研究者等にとっては特に貴重な機会となりました。
今回のSegev教授の訪問をきっかけとして、本学とテクニオン?イスラエル工科大学との間で有意義な共同研究が生まれ、学術交流協定締結に向けた調整や研究者、学生等の交流が活発化することが期待されます。
前列左から高石理事、野地学長、Segev教授、四宮様(日亜化学工業株式会社)
後列左から森賀副理事、福井副学長、佐々木理事、向井様(日亜化学工業株式会社)
、 岡内様(日亜化学工業株式会社)、玉置様(日亜化学工業株式会社)、松下様(日亜化学工業株式会社)