「未来博士3分間コンペティション」は、大学院博士課程後期の学生が、3分間の限られた時間で自身の研究のビジョンや魅力を、中高生を含む一般の皆さんにわかりやすく伝えるプレゼンテーション大会です。西日本を中心に計17の大学から選ばれた博士課程の学生らが1枚のスライドを背景に、誰にも分かるように自分の研究について3分間で語ります。クラウドファンディングを活用し寄附金を募り、若手の研究者の活動や更なる成長を地域社会全体で応援するための環境づくりの為に活用する計画です。
このたび開催する「未来博士3分間コンペティション」は、2014年度より文部科学省が実施している「科学技術人材育成コンソーシアムの構築事業(次世代研究者育成プログラム)」で採択された「未来を拓く地方協奏プラットフォーム(HIRAKU)」事業の一つの取り組みとして、2015年からスタートしました。
広島大学、山口大学、徳島大学をはじめ、西日本を中心とした計17の大学と一緒に、多くの企業や団体の協力も得ながら、2015年以降、毎年開催してきました。このコンペティションを通して、学生がコミュニケーション力やアピール力を向上させるとともに、次世代(中?高?大学生等)が博士研究への興味を深め、博士人材に対する社会一般の肯定的な理解を促しています。
昨年度までは文部科学省からの補助金で運営していましたが、本年度から本事業への補助金交付が終了しました。しかし、本事業の継続を望む声に応える為、今後も各大学が費用を負担し未来博士3分間コンペティションを開催していく考えです。
クラウドファンディングを活用し、本大会に参加する学生への支援環境の整備のための費用の一部を、一般の方々からも寄附を募集いたします。本大会の趣旨に賛同頂ける方を広く募集し、優秀な若手の研究者の活動や更なる成長を地域社会全体で応援するための環境づくりを目指しています。
クラウドファンディングに挑戦します。皆様のご支援をお願いいたします。
■挑戦期間:2019年7月19日(金曜日)~2019年9月8日(日曜日)
■クラウドファンディングサイト:https://otsucle.jp/cf/project/2195.html